江戸奇人伝    氏家幹人

★★★        平凡社新書

古本屋で210円、チョト面白そうだから手を伸ばした

江戸時代の奇人・変人の話を読んで江戸時代を感じて見るのも悪くは無い

歴史を上から見るのではなく、下から観る!!!!

歴史に殆ど登場しない下世話な話も知ってみたい

重い本の合間に差し挟むに手頃な感じである

 

江戸時代に宮崎次郎太夫と言う旗本が記した「視聴草」と本があるという

30年以上をかけて世の中の出来事を記録し170冊以上の大著であると言う

その中に安政の大地震(1855年)の事が克明に書かれてある

江戸時代にも色んな人がいるものと、感心させられる

またそんなものを調べて本にする著者も著者!!!!!暇とはゆえ、それを読む私も私だ

     ・・・・(笑い)でも面白い

家の大黒柱が地震柱と呼んだとは知らなかった

地震の予兆が現代の地震学者も参考にしなければならない事が記してある

庭の雀が騒いだ事、月も出てないのにカラスが啼いた!!!!などなど

話は逸れるが、私がサラリーマンの時だからかれこれ、35・6年程前であろう

東海沖地震の時の事である、私は地震発生時であろう!!!夜中に地震の夢を見た

暗い夜の山が轟々と騒いだ途端、大地が裂け私は裂け目に沿って逃げる夢を見た

!!!!!!!!翌朝会社で腰さんと言う先輩にその話をしたら、新聞見てない

の?!!!!!!!!昨夜大きな地震があった・・と!!!!正夢であった

今でもその事は鮮明に覚えている

東海沖ほど鮮明ではないが、その後におきた新潟地震の時も、予感があった

阪神淡路大地震の時は「寶」執筆で、全く予兆は無かった

話を戻す天才少女露姫の話5才・・・ホント

こんな辞世の句5才で詠めるの?????!!!!!!

一句載せておこう

「まてしばしなきよのなかのいとまごい  むとせのゆめの、なごりおしさに」

 「つゆほどのはなのさかりや、ちござくら」

「あめつちのおんはわすれじ、ちちとはは」

                                                      つゆ

承禎恥ずかしくて歌など詠めない・・・・・・でもイイカ・・俳苦と単歌・ダモン

頭が痛い・・・・・今更恥じも何も無い・・完全に開き直り(笑い)

 

更に江戸の星一徹(巨人の星の父親)!!!!

これも面白い

息子に妻への接し方の伝授など、思わず吹き出した

男尊女卑の江戸時代であっても現代と同じく皆、女房に悩まされたのが良く分かる

!!!!!!!!

これは三ツ★マークである

現在6割進行中

後は他の著書の合間に、前へ進む

                              平成18年9月1日