「日本人と中国人どっちが残虐で狡猾か」

               徳間書店

 

この本は昔読んだ本であるが、このHPの「世相を切る」の「承禎独断メスを切る」の源

流に遡る著書で久しく読み返した

「知的生活の方法」の著者である渡部昇一先生は日本を代表する知性のお方と今も尊敬し

ている。孔健氏は孔子第75代直系子孫で気鋭のジャーナリスト2人の対談本である。

著書124頁に、★日教組が日本の教育をどれだけ悪くしたかことか!述べている

また★父権の喪失、母親が夫を軽んじる家庭の子で、特に男の子がイライラ(精神的不安

定→躁鬱→精神病)して家庭内暴力につながる事が多いと指摘している★また父親が優し

い家庭も同じと言う

先生が指摘する★★★の人生を絵に描いたような家庭を知っている、10年間ほど仕事で

取引のあった家の長女Aの、家庭である。夫はとても優しい旦那で、奥さんAに頭が上が

らず55才過ぎるまで、完全に尻に引かれてきた。Aは中学の先生である

Aは財布を握り、何十年夫の実家と兄弟姉妹を完全にシャッタ・アウツ拒絶してきた

結果、長男は病み、家庭内離婚であった。

そのAの妹の家庭も全く同様であった

Aの父親と10年以上仕事でお付き合いしたが、親戚他人近所の人が訪れたのを殆んど見

た事が無かった、しかも神棚に塵がつもり、仏壇に蜘蛛の巣がかかっていた

信仰心の全く無い方で人間としてお付き合いできる方では無かった

この本を読んで渡部先生の現代社会の病根、鋭い洞察にあらためて感心する、

この年になって諸々考えさせられる

つくづく生涯勉強と思う今日この頃です

                                                                         平成17911