世界同時大恐慌(ラビ・バトラ)


著者のラビ・バトラはインド人で、デリー大學卒で「イラン・イラク戦争の勃発」

「ソ連邦解体」「日本のバブル崩壊」など世界情勢に関する予測を次々に的中させてきた

サザン・メジスト大學教授とのことである

大恐慌の言葉には私はいつも心の奥底に恐れを感じている

昔大正時代の大恐慌について書かれた本を読んだことがある

今も大恐慌が来るのではないかと密かに恐れている

私は昔からインド人には不思議な魅力を感じる

写真集などに哲学的風貌を感じさせるインド人が瞑想にふける姿が載っているのを時々見る

現在の大陸中国にはその様な人間は殆んど消失してしまった

バトラ先生の師、サーカーは恐らく哲学者なのではなかろうか!?

相対性理論のアインシュタイン博士はインドを訪ね瞑想する哲学者に宇宙観を問うていたの

を昔テレビか何かで見た。

数学の零(ゼロ)の概念を発明したのも確かインド人

中国唐代玄宗皇帝も天文観測にインド人を招いている

インド人に不思議な魅力を感じる

不幸にバトラ先生の大恐慌が的中しない事を祈るしかない

しかし何時とは言わないが私も、このまま行くとは思っていない

大恐慌の後、戦争も起きる可能性もある

お金も無いし、腹括っているしか無い

日本の経済学者より、数段グローバルな思考

あらゆる事態に備えねばならない

小さい商売でも、従業員、その他社会的責任がある

これぐらいの本を読んでおく事は、経営者の最低限の責任である

なかなか面白かった!

今後もバトラ先生の著書は要注意、                                

              平成17年7月15日