国思う故にわれあり    渡部昇一

私の尊敬するお一人である

この本の題名「国思う故に我あり」!日本で何人も冠することの出来ない題名である

日本をこよなく愛し、日本の現状を憂い、将来を心配し、そして勇気づける、渡部先生

しか戴くことの出来ない題名である

凄い、凄い、お方である!!

深い知性と洞察に裏打ちされた、ゆるぎない自負、尊敬しか無い!

先生が出された全ての著書は日本国の「寶」である

 

著書は昨日、高岡の古本屋で15冊買い込んできた中の一冊です

第1刷は1998年で「寶」が佳境の時である

しかし先生の著書は一切輝きを失っていない!

 

朝4に目が覚め、新聞を読んでそれから直ぐ、レストランで珈琲を飲みながらパラパラと

そして一気に読み終えた

書中に明治維新直後に総発行部数が100万部を下らない二冊のベストセラーがあったと

言う。一冊は福沢諭吉の「西洋事情」とイギリスのスマイル著・訳中村敬宇「西国立志編」

であると言う!渡部先生はイギリスにある、そのスマイルの墓を探して詣でたと言う

幕末から明治の「吉田松陰」「斉藤弥九郎伝」「浅野総一郎」そして現在途中の「坂の上の

雲」を読んでいると、日本とゆう国の凄さと、明治と言う時代は驚嘆に値する!

大陸に目を向けた大和の時代(遣隋使・遣唐使)と明治時代、日本人の知識欲に驚き意外

のなにものも無い!凄い!

私がこの本を手にしたとき一番読みたかった箇所は「第5章」教育である!

全てに同感である

戸塚ヨットスクール!石原慎太郎も当時、戸塚校長の支援者であったと言う

当時、事件の後、週刊誌を読み漁った記憶がある!

私も戸塚校長の方針に大賛成であった!

そのあと、それを真似た、似非スクールも続続でたが!

それにしてもマァ、渡部先生は尊敬の一語である!

                                                     平成17年11月21日