「ピカソ」

 

若い頃、ピカソの世界はチンプンカンプンであった

私にとってはコンピューターや、このパソコンの構造のような世界である

パソコンの構造を理解しそこに美の世界を見い出せと言われているようなものである

今でもピカソの晩年の絵などは私にとって、美の対象外である

それでも最近はピカソの世界が全く理解ゼロではない

ちょうど、その理解不能なパソコンのキーを叩いている感じで、上っ面であるが、ピカソ

の内面が爪の垢程であるが、分かるような気がする

それでもこの本の中の1・2割程度である

ほんの少しでも感じるようになったのは、年齢を重ねたせいかと思う

それでも、やはり感動とか美しいと受け取る世界では無い、

やはりピカソは、我々凡人とは全く違う、奇人変人異端の宇宙人である!

デフォルメされた人物の顔など、モデルの内面を覗いて描くのであろう

題材「泣く女」など、この歳になって少し理解できる

今の私なら、もっと女の内面の醜さ、狡猾さ、残酷さ、可愛らしさをデフォルメするかも

しれない!

別れた〇なら、残忍、狡猾、傲慢、醜悪な妖怪である!

感動と無縁、この世の誰も見たくない♀豚にデフォルメするだろう

・・・・・・・・・・・・・豚はもっと上等か!

それは置くとしてキュービズム(立体派)とか印象派とか言われる世界?!

好きにはなれない!私にはやはり異世界である

不思議である

このピカソの本を借りてきて、夜何気なくテレビを入れたら、北野たけしと名前は知らな

いが、ピカソの絵を鑑賞して批評していた。

天才タケシでも首を傾げる程である

いずれにしても一度しか無い人生である

好奇心、野次馬根性で観賞である

それだけである

一冊観賞、読破!

平成1964