極道渡世の素敵な面々    安部譲二

私は経験の無い話やフンタジーな文学など、どうも好きではない

体験した人生の話の方が断然面白い!

読み終えて前の「堀の中の懲りない面々」の方が面白かった

この本を読んでヤクザの知人の話と自分を少し曝露する

幼な友達のヤクザにAがいる!最近よく一緒に風呂へ行き色んな話しを聞く、

Aの話は中途半端な自称教養人の話より断然面白い

Aの話は本より面白かつた

たとえば囚人は服役を終えるとシャバに出る、ところが看守は定年まで刑務所通い

しかも、家族に万一の危害を恐れて、住所職業を伏せていると言う!

さらに下手をすると定年後も、ひっそりと身を隠して生きる!

まるで堀の中!

彼らが再び刑務所に舞い戻ると、看守がシャバの話をネホリ、ハオリ聞きたがると言う!

看守のほうが世間知らずで、世間の話しを何でも聞きたがると言う

そして看守は背筋を伸ばして職務に当たらなければならない

囚人の方がリラックス、服役者に看守が看守されていると言うのである

私は高卒で、しかも進学校ではない、当時のランクにすれば、完全に県下の平均以下の学

校であった!

同級生の友達に警察官を志望したB君がいた。当時採用条件に身長160センチ以上の基

準があって彼は身長159センチで、規定に1センチ足りずあえなく断念

数年後そのBがヤクザに就職し、警察官に追われるハメになった

身長1センチ足りずに、警察官から追われるヤクザに!人生180度、逆方向

泣くに泣けない悲喜劇である

卒業して数年後、木枯らしの吹く寒い夜、高岡の駅で数人とタムロするBと出会った

カッコよく上着を片に掛け、上半身はチヂミの半袖に腹巻、腕に牡丹の刺青、

オイ、風邪ひくぞ!と声をかけたら、バツが悪そうに、テレ笑いした。

風の噂に、今はまじめに働いているそうだ!

また高校卒業して神戸に就職、その年の暮れ、会社の指導員2人と山口県出身のC君と

三宮の歓楽街に繰り出した!先輩の指導員が、土方風情の通行人4人に些細なことで喧嘩

を売った

一人の指導員の○○さんは、家柄の良いおとなしい先輩で完全に蚊帳の外

3対4、追い込まれて袋小路での乱闘、私は傍にあった角材をCと先輩にサット手渡し4

人を頭からメッタ刺し、周りは野次馬で黒山の人、歳末警戒のパトーカーが来て即、御用!

そして交番所でも、警察官に喰って掛かり、頭を冷やせと留置所泊まり、鉄の扉の小部屋

で3泊4日の惨めな人生経験!

臭い飯は!まことに臭く、食えるものではなかった、白湯だけで過ごした

ズシリと重い手錠の感覚・・・・・・・・。

取調べの時の、ラーメンのおいしかった事、40年経っても思い出す

そのC君も翌年、会社をやめてヤクザになった・・・・

喧嘩早いC、名前が○○忠治で国定忠治!の孫の孫????

今頃どうしているのやら

・・・・・・・

高校時代、タバコに喧嘩に○○遊び!学校謹慎、停学・無期停学になる私であったが、育

ちか血筋が良いのか?!ヤクザなどになる気は全く無かった。

ヤクザAの兄貴に対しての絶対服従、また本を読んでいても、私の性分ではとても耐えら

れない

第一気が小さい!また腕力、特技も無いし、頭も悪い!

闇に隠した過去を振り返れば、軽犯罪?!の山!

堀の中に1度は入っても全く不思議では無かった!

以上コレマデ、反省!!!!!!!

承禎これは新着情報に入れられない!

消すか!・・・・迷うが!マァいいか!

時間があったら私の花の青春、“ノー天気”パラダイス時代!!書くか!

最早怖いもの無し!!!!!!                               

平成17年11月4日