★★★★★「大漢和辞典」

 

これも「現代哲学事典」と同様私の座右の書である

私が死んだらあの世にもって逝きたい書物の一つである

しかし棺おけの中に入れても、分厚くて多分焼き切れない

ついでに棺に入れたい本は、勿論拙著「寶」そして「聖書」「仏教聖典」と英語の「和英事

典」・さらに数学の「公式事典」、さすれば永遠の時間も退屈しない

欲を言えばパソコンも欲しい

それとダッチワイフ!!!!!!!!

だんだん欲が膨らんで来た(笑い)

 

それはひとまず置いて

大漢和は検索いれて13巻である

この「大漢和辞典」の解釈は私の発見した「寶」出現により多くの解釈の訂正に迫られる

細かく列記しないが、間違いは無い

我ながら凄いのである

文化勲章をもらった著者諸橋徹次先生や白川静香先生も、なし得なかった快挙なのである

現在の心境はガリレオである

私はあのトロイアの遺跡を発見したドイツのシュリーマンに匹敵するのである

余りの凄さに日本の学界も言葉を失っている

私は学者の諸橋先生は勿論であるが、この出版社の鈴木一平社長をより深く尊敬している

のである

社長の艱難辛苦に私は何度も涙というより慟哭した

私も事業家の端くれである

私には鈴木社長の筆舌に尽くせぬ苦労がほんの少しであるが分かるのである

時々この「大漢和」を開いて執筆時を思い返すのである

考えれば私は、諸橋先生と鈴木社長を兼任したと言っても良い

気が狂う程の日々であった

加えて別れた妻の経済封鎖には参った

!!!!!!!!!!!!!!

大漢和辞典は中国4000年の歴史の宝庫である

分からなくても眺めているだけでも楽しいのである

楽しみながら死ぬまで紐解いているであろう

私が「寶」解明時、図書館でこの「大漢和」と格闘していた数年間、氷見市でこの大漢和

辞典を館内で開いた人は私以外一人だけであった

恐らく氷見市でこの大漢和辞典を所蔵している人は多くて10人程であろう

まあ普通の人は生涯見ることもなかろう

実にモッタイナイ話である

平成1929