イラクの中心でバカとさけぶ

                       橋田信介

 

戦場カメラマンの生の声である

命がけで世界の戦場を駆け巡った男達の声である

話に真実がある

ノンフィクションは面白い

並走して読んでいる「ダ・ヴィンチ・コード」より、私はやはりノンフィクションの方が

好きだ

立花隆氏と私は同じである

イラクで人質になって殺されたカメラマン追悼の書との事

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はみ出し男、アウトロー、命知らず、ペテン師、野次馬男の実話である

なんか私にピッタリの職業みたい!!!!!!!!!!!!!

それでも

★「短い人生だから、いい加減にノーテンキに過ごそう」

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チョット私の考え付かない人生観である

人間は人生のどこかで、自分の育ち環境と逆方向に生きたいと欲求する時がある

きっと、彼等は育った環境が穏当で、真面目な人たちではなかろうかと、フト思った

逆に私はなれもしないのに、真面目になろうと、大真面目に考え込む(笑い)

 

本の中で彼等が「戦争が起きるのを願っている」

     ・・・・・・・・・・・・・・チョット付いてゆけない

リアリズム過ぎる

でも、どこかで共感する

いや、自分もこんな仕事嫌いではない

私も不況の嵐もっと吹けと内心思っている!!!!!!!!!!!!

甘きもの、守られて生きている者、全て不況の嵐、荒波に放り出せ

ワシは氷見市の全ての事業家、商売人全て放り出された中でも最後まで生き抜く自信があ

る・・・!!!!!!!!!!!

公共事業がゼロで

下請けの仕事ゼロで

ハローワークが閉鎖され

全ての商売が終わりで、最後に廃業に追い込まれても、俺は他のものが倒れていっても、

われは最後の10人位の中に生き残っていると、密かな自信がある

こんな本を読んでいて、こんな突飛な想像が頭に走る

@     私にまずプライドが無い

A     常識が無い

B     体質的に長距離タイプ

C     見栄が無い

D     いざとなれば、泥棒でもカッパライでもやる

E     泣き落とし、嘘は平気でつく

F     粗食に強い

G     糖尿病が根治する

H     ストレスはどんな状況下でも克服する術を心得ている

I     環境適応能力が高い

J     山の雑草、何でも食べる

K     ゴキブリは嫌いだが実はゴキブリタイプ

L     食い物と女がいれば、どこまでも頑張るタイプ

読書感想と遠く離れている

止めた

でも読んでいて私はこんなトンでもない思考の飛躍、現実論を考えるのである

書中、目に留まった言葉を載せておく

★「やっぱー平和がいいよなー」

★「でも戦争もスリルがあっていいよなー」

★「ブッシュ嫌い。でもサダムよりは、いいかも」(イラク市民の本音)

     (戦場)から「況」(戦況)は語れるが「争」(戦争)は語ってはいけない。

     広島、長崎の平和式典で不戦の誓いが語られる、だがそれは戦争の悲惨な戦場を語って

いるだけで「戦争」を語っているのでは無い

つまり平和式典は「戦場」に反対しているのであって「戦争」に反対しているのでは無い

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修羅場を潜った彼等の思考論理は鋭い

平成18115