27   氷見総合ミュージアム(仮称)

              


北大町広場の活用

◎ 氷見偉人館                        

★浅野総一郎館       ★獅子舞ミュージアムの併設

★斉藤弥九郎館         ひみ歴史館(市博物館の移設(図書館内展示)

★稲葉心田館           

★大伴家持館(万葉記念館)

 

先ごろ氷見街づくり戦略会議なるものが氷見市活性化のため約一年をかけて討議し市長に

提言していた

その中味は唐島までの海底トンネル

また市内周回のレトロバス?

農山漁村交流テーマー館、ホテル誘致、氷の水族館?????屋台村、温泉付きの大浴場などで

あった

それらの提言に対する問題点を、このHPキトキト提言の付録の欄で指摘しておいた

失望以外の何ものも無い

右肩上がりの時代の発想であり、また個々の内容自体、評価にも値しなかった

現実感と採算面からも完全に疑問符である

逼迫する市財政、直面する商工業・少子高齢化、人口減少、そんな厳しい状況下での提言

とは到底思えない

さて私は基本的に箱物建設は極力反対で、当初北大町の広大な広場は何もしないのが、一

番の活用法と述べた

しかし昨年東北地方へ旅行したとき、福島県だったか岩手県だったか忘れたが

野口英男記念館、また蝋人形でその県の偉人、歌人、政治家などが展示され、その業績、

足跡が紹介されその記念館に観光客が列をなしていた

氷見市はひいき目に見る訳では無く、東北の寒村より景観も名産も多いハズである

それでいて旅した東北は氷見より圧倒的に県外の観光客が多かった

関東や新潟などにも近い要素、その他諸々の要素もあろうが、兎に角東北の寒村は氷見よ

りセール・スポイントが少ない

それでいて東北の人達は、数少ないセールス・ポイントを最大限に生かしていた

何をしたか分からない政治家、鈴木善幸総理大臣の蝋人形まで展示されてあった(大笑い)

殆ど旅行していない私であるが、今後もし私が旅する場合、目的の観光地に求める基本的

要件をあげるとすれば、

@温泉A景色B土地の名産、食C祭りやその土地の風物

Dその町の歴史E美術館・博物館
などである

景観・景色とその土地の食・名物、そして温泉だけでは到底満足できないし、他の観光地

と競合はできない

美味しかった景色が綺麗だっただけでは、喜びの満足度は半分で、記憶・印象も薄れがち

である

旅行の中にプラス・アルファー、知的要素・教養的要素の摂取がないと到底満足できない

中味、密度の濃い土地土地の観光要素の提供が急務である

@ABCはある氷見市は十分対抗できるEの美術館は財政面・維持管理面から望みは薄い

現在図書館にある博物館は私の提言と複合併設すれば、十分見ごたえのある郷土館となる

焦点はDの★<その町の歴史>である

それには、私が掲げた、☆@近代日本の巨人、氷見市が日本中に誇る偉大な実業家浅野総

一郎館、そして☆A明治維新の、影の立役者で幕末の剣聖、斉藤弥九郎館、私はそれに古

今の名僧に加えても遜色の無い、☆B国泰寺の館長であらせた稲葉心田館を加えたい

詳しい紹介は欄を改めるが、亡くなられた和尚と氷見市は縁がふかく、書・絵画の遺作に

事欠かない。是非加えたいお人である

そして☆C大伴家持館ともいえる万葉館、そして図書館にある☆D郷土博物館の併設であ

さらに☆E獅子舞ミュージアムは現在上庄小学校前にあるが、観光客はそこまで足を伸

ばさないであろう

獅子舞ミュージアムを更に充実して併設する、☆@ABCDEを併設した郷土館(仮称)

ひみ総合ミュージアムは、若者からお年寄りまで満足戴けるであろう

個々の内容までは今は説明してといる時間が無い

工夫すれば建築と中味合わせて、3億円程度で建設できると楽観している

一人の傍観者として氷見市を総合的観点から眺めた場合、結局氷見市は観光で生きてゆく

しか道は無い

能越自動車道の開通が迫っている

官民一体の早急なる取り組みが急がれる

                                                                                                               平成1857



浅野総一郎記念館                   万葉館                   斉藤弥九郎館

ひみ獅子舞ミュージアム          氷見市立歴史博物館