道教(NHKライブラリー)今枝二郎




「寶」本で私は楊貴妃を最大限の賛辞を呈して第6章を書いた、

そして則天武后を極め付きの妖怪として、歴史に位置づけた!

その反省も第6章にチラリと一応触れてはあるが・・・!

女性への偏見と愛憎が目を曇らせた!この事は私の最大の反省点である!

書き終えた後、いずれHPで、則天武后と楊貴妃観を逆転の展開を書くつもりでいた!

則天武后ほど、偉大な政治家は少ない!

則天の民活、人材の登用は見事!そして文化の黄金期その礎を固めた!

一般大衆は善政の恩恵に預かり、農民暴動は殆ど無かったと云う!

毛沢東は何千万の餓死者を出し文化を破壊した

それに比べれば、則天武后の政治は善政!花◎である!

反対に楊貴妃は傲慢極まる女であった!

幼くして父を失い、下級役人の叔父に育てられたと云う

寒賤の出である、表面の容姿とは裏腹に、その内面は歪であったろう

今枝先生に載る杜甫の「麗人行」にその傲慢さが現れる

自分だけで無く、自分の親戚縁者まで贅沢の限りを尽くさせた!

玄宗皇帝のお人好しにつけ込み、心の奥底で赤い舌を出し、玄宗を手玉に取り、狡猾な嘘

でかため周囲を幻惑させた!

玄宗皇帝は0・1mの面の皮しか見ていなかった!

そして、国を傾けた。子供が出来なくて幸い!

しかし、周囲、民衆はその狡猾、傲慢を見ていた!

だから、楊貴妃を切らねば、玄宗について行かないと家来全員が背いた

玄宗皇帝は決断し、切らせた。

賢者は歴史に学ぶ!承禎は愚者の標本、

則天武后の方が、すっかり好きになってしまった!

何時の日かHPで書き直します!

以上、来月は何かと忙しいので、これを4月の読書に入れておきます

                                          平成17年3月31日